千葉は工場夜景の穴場です

千葉の工場夜景

最近工場夜景がブームですね。
クルーズやツアーも各地で行われています。

工場夜景ブームの火付け役は大山顕さんの写真集「工場萌え」。
工場夜景ってSF映画のような非日常的美しさがありますよね。

工場夜景の日は2月23日です。
工場夜景を見るにはちょっと寒いんじゃないかと思うんですが。
その由来は2011年2月23日に川崎市で第一回全国工場夜景サミットが開かれたことです。
というわけで日にち自体が語呂合わせ的意味を持つわけではありません。

2018年10月には「第9回全国工場夜景サミットin千葉・市原」が千葉市を中心に開催されました。
サミット以外にも
「 夜のJFEスチール東日本製鉄所工場見学と工場夜景クルーズ」
「京葉臨海鉄道撮影と2大工場夜景スポットめぐり」

等の魅力的なツアーがあり申し込もうと思ったのですが、残念ながら気が付いた時には満席になっていました。

工場夜景は私も興味がありクルーズを色々調べたんで受けれど、千葉の千葉港発工場夜景クルーズは2000円と格安で大変おすすめです。
横浜や川崎からはたくさんの工場夜景クルーズが出ていますが大概4000円くらいします。
ただし4~10 月の隔週土曜日のみ、電話予約で受け付け。
川崎などの工場クルーズと比べてマイナーに思われるかもしれませんが、千葉港に沿って続く京葉工業地帯の工場夜景は大変煌びやかな美観を堪能できますよ。

最近ではかなり人気のようで臨時運航便などはすぐに予約が埋まってしまいます。

●千葉の工場夜景クルーズと工場夜景スポット

千葉港周辺臨海部、千葉市から市原市にかけては京葉工業地帯が広がっており、夜になると幻想的な工場夜景が楽しめます。
工場夜景クルーズをはじめ、工場夜景を堪能できるスポットをご紹介します。

・千葉みなと発工場夜景クルーズ

あるめりあ号で行く70分間の工場夜景クルーズ。
IFE東日本製鉄所はオレンジ色にきらめく光が幻想的。
三井造船、丸善石油化学、コスモ石油などの大工場の迫力ある夜景を楽しむことができます。

乗り場であるケーズハーバーまではJR千葉みなと駅から徒歩7分程度なので大変便利です。

料金は大人2200円、子供1200円とリーズナブルです。

ただ出航は、シーズンによっては不定期で、価格も異なることがありますので、以下でご確認ください。
特に冬季は臨時便のみとなります。

主催会社    千葉ポートサービス(株)

予約連絡先   ケーズハーバ-1F あるめりあ号チケットカウンター
電話:043‐205‐4333
千葉ポートサービス http://www.chiba-port.com/

当日受付も空きがあればOKです。
定員100名なので定期クルーズは大概大丈夫ですよ。

ただしイベントクルーズはかなりすぐ埋まってしまいますのでご注意を。

※あるめりあ号はデイクルーズにも活躍しています。
千葉港めぐりコース幕張メッセ沖合遊覧コースがありますが、いつもカモメがついてきます。カモメの餌付けをしながら一緒にクルーズができるのが特徴で、とても楽しいんですよ。

・千葉ポートタワー

千葉港と周辺の工場夜景が見渡せる千葉のランドスケープです。
港と逆方向を振り返ってみると千葉市の中心街が見渡せます。

JR千葉みなとから徒歩10分程度で行ける地の利も魅力です。

日本夜景遺産」にも認定されていて地上113mからの夜景は格別の美しさがあります。

蛇足ですが、かつては丘の上にある私の出身高校もよく見えたのですが、ビルが増えすぎて全く見えなくなってしまいました。

・出州埠頭

千葉港内の埠頭です。
工場夜景が見えるスポットとして、クルーズ船やポートタワーとはまた違った重厚感のある夜景を見ることができます。

・養老川臨海公園

千葉県市原市の有名な工場夜景スポット。
丸善石油化学等の工場などが見られます。
車で行くのが良いと思いますが、広い駐車場があります。

ベンチに座ってゆっくり夜景を堪能できます。

●工場夜景サミットと日本11大工場夜景都市

工場夜景サミットは2011年2月に川崎市で初めて開催されました。
第一回は神奈川県川崎市、 北海道室蘭市、福岡県北九州市、三重県四日市の四都市で 「日本四大工場夜景」を宣言しました。
その後、工場夜景によるまちおこしなどの地域活性化に取り組もうとする
山口県周南市、兵庫県尼崎市、静岡県富士市、千葉県千葉市、千葉県市原市、大阪府高石市、大阪府堺市の各都市が参加。
日本11大工場夜景都市」となり、毎年サミットが各地で開かれています。

参加するには定期的は夜景ツアーの開催など、一定の条件があるようです。
2019年には大阪府高石市、堺市でサミットが予定されています。

全国工場夜景サミット
開催回数 開催地 開催時期

第1回  神奈川県川崎市      2011年 (平成23年)2月
第2回  三重県四日市市    2011年 (平成23年)11月
第3回  北海道室蘭市       2012年 (平成24年)11月
第4回  福岡県北九州市    2013年 (平成25年)11月
第5回  山口県周南市     2014年 (平成26年)10月
第6回  兵庫県尼崎市     2016年 (平成28年)1月
第7回  静岡県富士市     2016年 (平成28年)12月
第8回  三重県四日市市    2017年 (平成29年)11月
第9回  千葉県千葉市・市原市 2018年 (平成30年)10月
第10回  大阪府堺市・高石市  未定

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