ピンクムーン(桃色月)は4月の満月の名前意味と由来、見える日時 2020スーパームーンが見られる

2020年のピンクムーン(桃色月)は、4月8日(水)11：36に最大満月になります。

4月のピンクムーンを見ると、恋愛運が上がり、幸せになれると言われています。
2020年のこの日はスーパームーンで、大きな満月が見られます。

ピンクムーンPink Moon（桃色月）という4月の満月の名前は、主にアメリカで使われています。
アメリカには農業暦～ファーマーズアルマナック（Farmers’ Almanac）～があり、月々の満月の名前が記されています。

それらの満月の名前は、ネイティブアメリカンや、その後に入植してきた人々が名づけ、受け継がれてきたものを由来としています。

月の満ち欠けによって季節の移り変わりを把握し、狩りや農業の導としてきたのです。

4月の満月　ピンクムーンPink Moon（桃色月）

満月の日時　4月8日（水）11:36

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ピンクムーンPink Moon（桃色月）の由来、意味

「ピンクムーン」ってきれいな名前ですよね。
4月になると北米にもたくさんの美しい花が咲きはじめます。
日本では芝桜と呼ばれる、モスフロックスなどのピンクの花の色にちなんで、ピンクムーン（桃色月）と名づけられたそうです。

北米の大自然の中に群生する芝桜はさぞかし美しいことでしょうね。
その光景を思い浮かべつつ、ピンクムーンを見てみましょう。

ただし、月がピンクに見えるわけではありません。
あくまで季節の花にちなんだ月の名前なのです。

4月のピンクムーンを見ると「恋愛運が上がる」、「幸せをもたらす」などの言い伝えがあります。
2020年のピンクムーンはぜひ大切な人と一緒にながめたみたいですね。
素敵なことが訪れるかもしれません。

スーパームーンは月が最も地球に近づいた時の満月(もしくは新月)のこと。
新月は見えませんので、この際満月と考えてよいですね。

スーパームーンは占星学由来の用語で明確な定義があるわけではないのです。

月が地球の周りをまわる軌道は楕円形ですから、近い時と遠い時とあるのですね。

そして今年最も月が近くに大きく見える満月が、4月8日のピンクムーンなのです。

最大満月はお昼ですけれど、4月8日の夕刻頃に東の空をながめてみれば、いつもより大きな満月が見られるでしょう。
お天気の良いことを祈って。

「The Old Farmer’s Almanac」によれば、以下のような呼び方もあります。

◆スプラウティンググラスムーンSprouting Grass Moon（萌芽月）
芽生える草の意味。草木がいっせいに芽吹く季節であることから。

◆フィッシュムーンFish Moon（魚月）
魚が産卵のために川をさかのぼってくる季節であることから。

◆エッグムーンEgg Moon（卵月）

いずれにしても春らしい季節のネーミングですね。

イースター(復活祭)は、春分の日の次の満月が基準になります。
春分後初めての満月の次の日曜日が、イースターになるのです。

今年のピンクムーンは、春分の日後初めての満月であり、パスカルフルムーンPaschal Full Moon（パスカル満月、イースターの満月）、スーパーピンクフルムーンSuper Pink Full Moonなどとも呼ばれます。

色々な意味でちょっと特別な満月なのです。

他の月の名前も参照してみてくださいね。

1月　ウルフムーンWolf Moon（狼月）
オオカミの遠吠えの季節の満月

2月　スノームーンSnow Moon（雪月）
雪の季節の満月

3月　ワームムーンWorm Moon（芋虫月）
芋虫が這い出る季節の満月

4月　ピンクムーンPink Moon（桃色月）
芝桜などの野花の季節の満月

5月　フラワームーンFlower Moon（花月）
花の季節の満月

6月　ストロベリームーンStrawberry Moon（苺月）
イチゴの収穫の季節の満月

7月　バックムーンBuck Moon（男鹿月）
牡鹿の角が生え変わる季節の満月

8月　スタージャンムーンSturgeon Moon（チョウザメ月）
チョウザメ漁の季節の満月

9月　ハーベストムーンHarvest Moon（収穫月）
作物を収穫する秋分後の季節の満月

10月　ハンターズムーンHunter’s Moon（狩猟月）
夏の間に太った動物を狩るのによい季節の満月

11月　ビーバームーンBeaver Moon（ビーバー月）
ビーバーを捕らえるわなを仕掛ける季節、あるいはビーバーが冬のダム造りをする季節の満月

12月　コールドムーンCold Moon（寒月）
寒い季節の満月