ドローインとは簡単に言うとおなかを引っ込める状態のこと。
運動が嫌い。寒いから動きたくない。
そんな人が寝たままでもカンタンにインナーマッスルを鍛えることができる方法です。
運動するのが面倒くさい!
ものすごく単純に言ってしまうと、痩せたければ摂取カロリーを上回るだけのカロリーを消費すればよいということになりますね。
まあ、運動だけで痩せるのは難しいんですが、だからと言って動かずに食べてばかりいれば、お肉は増える一方なのも事実です。
特に寒い時期は運動どころか、外に出るのも動くのもおっくう。
いや、暑い時期もですけどね。
じゃあいつ動くんだよ、と自分で突っ込みを入れたくなりますが。
基礎代謝は年齢とともに下がる!
ワタシを代表とするずぼらさんな人は、基礎代謝をあげる努力をしなくてはいけませんね。
基礎代謝とは寝ていても動かなくても消費される、要するに生きるために必要とされる最低限必要なエネルギーのこと。
一般的に消費エネルギーの約6割ほどを占めると言われています。
基礎代謝が少ないということは飢餓状態に強いということなんですが、飽食の現代社会においては、太りやすくなる要因になってしまいます。
基礎代謝は年齢とともに低くなっていく傾向にあります。
若いころより太りやすくなった、体重が落ちにくくなったと感じている人は多いと思います。
この基礎代謝に大きく関連するのが筋肉。
体の中で最もたくさんのエネルギーを消費するのが筋肉なのです。
筋肉を増やすのが基礎代謝アップのカギとなるのです。
とは言え動かないで筋肉を増やせるわけがない、のですが。
ここで、あまり動かなくても筋肉を鍛えたいというワタシを代表とするずぼらさんにおすすめなのがドローインです。
インナーマッスルを鍛えるのによいとされています。
ドローイン呼吸法
ドローインを意識した呼吸法をご紹介します。
①正しい姿勢で、鼻から息を大きく吸い込んでおなかを膨らませます。
この時肩を後ろに引くようにします。
②息を完全に吸いきったら、三秒間息を止めます。
③口から息を吐きながら、ゆっくりとお腹をへこませます。
この時おなかを背中に近づけるイメージでへこませてください。
④息を止めずにそのままの姿勢を30秒キープします。
①~④を5回繰り返し一日5セットを目安に行います。
意識的に好きな時にドローイン
とは言っても一日5セットというのがなかなかできないと思います。
でもドローインより簡単な筋トレ方法はそうはないと思います。
時々意識してやるだけでいいんです。
座ったままでも、テレビを見ながらでも簡単にできますよ。
普段から、お腹はなるべく意識してへこませるようにした方がいいですね。
できればお尻の穴もきゅっと閉めるようにするとヒップアップの効果もあります。
できたら姿勢にも気を付けて。
姿勢って大事なんですよね。
普段から姿勢をよくするように心がけると、それだけで自然と腹筋や背筋が鍛えられます。
矯正下着で姿勢を整えただけで、下半身と足が細くなった友人がいるんですよ。
その方、上半身はもともと細かったんですけれど、下半身に肉がつくの日本人体形だったんです。
それが見違えるほど細くなりました。
ドローインと姿勢を意識して心がけると、きっと体が少し変わります。