かさまし食材で、デンシエット 節約ダイエット術とは?

かさまし食材で「デンシエット」?
デンシエットとはカロリー密度(density)に注目した食事(diet)のことで、造語なんです。

ヘルシーでカロリーオフになり、家計にも優しいかさまし食材ですがどういったものかというと・・。

例えばハンバーグには、玉ねぎを入れるのが普通だと思いますが、それも1種のかさまし食材になっています。

他には、お豆腐を入れたり、にんじんのみじん切りを入れたり、その他野菜やキノコを細かくして入れたり、いろいろな工夫が考えられますね。

低カロリーでも満腹感のある食事をとるためにもかさまし食材は強い味方になります。

カロリー密度 (CD)とデンシエット(Densiet)

カロリー密度 (CD)という言葉があります。

Cはカロリー、Dは密度(DENSITY)。
カロリー密度(CD︓Calorie Density)とは、食品のカロリーを重さグラムで割った数値。
つまり、食品1gあたりのカロリーのことですね。

つまり、お菓子や揚げ物など量が少なくてもカロリーの高い食品よりも、野菜やキノコやスープのように大量に摂取してもカロリーの低い食品をとると痩せやすいのです。

このようなカロリー密度(CD)の考え方に注目して、満腹感があって満足度の高い食事を摂取していこうというのダイエット方法をデンシエットと言います。

デンシエット(Densiet)とは、

密度(DENSITY)とダイエット(DIET)

の造語なのです。

密度(density)に注目した食事(diet)を考えていこうということですね。

徳島大学の奥村仙示(ひさみ)氏の提唱した考え方です。

参考  産学官連携ジャーナル  2018年11月号
https://sangakukan.jst.go.jp/journal/journal_contents/2018/11/articles/1811-02-3/1811-02-3_article.html

株式会社さわパンフレットより
http://www.rman.jp/meetings2017/Densiet.pdf

スープや汁物はカロリー密度が低いのですが、それだけでは満足感がいまいち。
ここでデンシエットに活躍するのがかさまし食材です。

ハンバーグ、カレー、マーボー豆腐などの人気料理も、また炒め物などの料理もかさまし食材で、ボリュームアップして、容易にカロリー密度を減らせます。
しかも家計節約にも強い味方になるというおまけつき。

後一品ほしい時も、安くて低カロリーなかさまし食材を利用するよいですね。

そんなかさまし食材をいくつかご紹介しましょう。

かさまし食材1.キノコ

キノコは人気にかさまし食材です。
ボリュームのわりに非常に低カロリーで、食物繊維も豊富。
うまみ成分も豊富で、料理の味を引き立てます。

シイタケ、シメジ、マイタケ、エノキ、エリンギなどはどれも手軽に手に入りますね。
ハンバーグ、マーボー豆腐、餃子などひき肉に混ぜるのなら、安くてみじん切りのしやすいエノキがよいでしょう。
もちろんほかのキノコでもよいのですが。

キノコ類は冷凍して使うとうまみが増します。
小分けにして冷凍しておくとよいでしょう。

日光に当てて乾燥させるとぐっとうまみが増すのですが、少しボリュームはダウンしてしまうかもしれません。

かさまし食材2.豆腐類(おから、高野豆腐なども含む)

ひき肉に混ぜてよく使われるのが豆腐。
かさを増しつつ栄養バランスもよい豆腐はダイエットと家計の味方ですね。

ゴーヤチャンプルーなどに豆腐が使われますが、水をよく切って野菜とともに炒めるのもおすすめです。
豆腐を水分がなくなるまでしっかり炒めるのがコツ。

厚揚げを炒めてもよいですね。

おからもまた、ひき肉に混ぜたり、かさましによい食材です。

かさまし食材3.こんにゃく

カロリーがほぼゼロなのに、結構食べ応えのあるこんにゃく。
お値段もリーズナブルです。

肉野菜炒めなどにお肉を減らして一枚プラスするとボリュームアップになりますね。
お肉と一緒に食べてもあまり違和感がないと思います。

凍らせて食感をわざと変えてお肉代わりにして使うなんて方法もありますよ。

かさまし食材4.もやし

なんといっても安定した安価を誇る食材、もやし。
もやしは、上手に活用できれば、家計節約のとても強い味方。

野菜炒めとして使うのもよいですが、ナムルにしたり、バターやみそなどのコクのある調味料を使って調理するのもよいでしょう。

かさまし食材5.麩

麩はお味噌汁に使う人がほとんどだと思います。
原料は小麦なんですけれど、グルテンを主原料としていてたんぱく質の多い健康食材なんです。

ひき肉に混ぜたりしてもいいですが、大きめの麩をそのまま料理に使うのもよいですね。
大きめの車麩をフレンチトーストのようにして食べるのもヘルシーです。

かさまし食材6.キャベツ

お好み焼きはある意味キャベツでかさまししているようなもの?

丸ごと一個買えばとても使いでのあるお財布の味方。

サラダや炒め物には欠かせませんし、スープにしてもおいしいし。

よく居酒屋で出るのですが、大きめに切ったキャベツに甘味噌をつけたり、ごま油と塩昆布で味付けしたりすると簡単なおつまみにもなります。

知らないうちに使っているかさまし食材のチャンプかもしれませんね。

他にも白菜、ちくわ、切り干し大根など色々なかさまし食材が考えられます。
基本的に野菜はかなり何でもかさましになりますよね。

また保存のきくかさまし食材があると、いざという時便利です。

安くて低カロリーの食材を利用して、満足感のある無理のないダイエットを心掛けたいものですね。

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