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偽の食欲、エモーショナル・イーティングって何?
お腹がいっぱいになるのは脳がそう感じるからです。
また、お腹がすくのも脳がそう感じるから。
本来食欲、体が栄養を欲している時にわくのですが・・・。
好きなもの、おいしそうなものを見たり、匂いをかいだりすると、お腹がすいていないのに食べたいという欲求がわきますよね。
こういう食欲は、いわば「偽の食欲」。
「食後のデザートは別腹」「お酒のしめはラーメンに限る」なんていうのも本来の満腹感とは関係ない、偽の食欲。
お正月なんか、昼間からついだらだら食べ過ぎてしまったりしませんか?
またお酒を飲んでいるとどうしてもつまみを食べすぎてしまったり。
ワタシはよくあるかも。
特にお酒を飲んだ時などは、食欲と関係なく、おつまみが欲しくなってしまいますね。
エモーショナルイーティングという言葉があります。
これは空腹を満たすためではなく、感情に左右されて食べてしまうことを指します。
体ではなく、心が欲するから食べようとするのです。
これはストレス状態の時に起きやすい状態で、つい口寂しくなってしまうと要注意です。
いずれにせよ、欲望のまま食べ続けていればすぐカロリーオーバーになってしまいますね。
偽の食欲に騙されている、なんてことはないでしょうか?
そんな偽の食欲に惑わされないように、つい食べたくなったら、以下のような対処法、偽の食欲撃退法を試してみてはいかがでしょうか?
偽の食欲対処法、撃退法
すぐ食べられる食品を手元に置かない
インスタント食品、お菓子、スナック類などは調理の必要がなく簡単に食べられてしまいます。
近くにそのような食べ物があるとつい誘惑されてしまいがちですね。
買い置きはできる限り避けましょう。
また今あるものはなるべく見えないところにしまうようにした方がよいでしょう。
耳をもむ、耳のツボを押す
耳にはたくさんのツボがあります。
私がヨガを習っていた時には、準備体操として必ず耳もみを行っていました。
耳の穴の前部にある小さな軟骨、でっぱり部分の前、少し下のあたりに「飢点(きてん)」というツボがあります。
このツボを刺激することにより、食欲を抑えることができると言われています。
食事をする15分前に、このツボを3分ほど強めに押すと、過剰な食欲を抑えて、食べすぎを防いでくれます。
指で押してもOKですよ。
ふとお腹がすいたな、何か食べたいなと思った時に、まずは耳のツボを押してみるのもよいでしょう。
歯磨きをする
食事の後に、食間にとにかく歯磨きをしてみます。
歯磨きをすると、せっかく口の中をきれいにしたのだからという気持ちがわき、汚したくなくなるのではないでしょうか?
また、歯磨きをした直後は、食べ物がおいしくないですよね。
何か食べたいな、お腹がすいたなと思って、これは偽の食欲、と感じたらとりあえず歯磨きをしてみるのはいかがでしょう?
とりあえず軽く運動する
ちょっと家事をしてみるとか、軽く筋トレしてみるとか、できればウォーキングをしてみるとか、動いてみるとよいと思います。
気がまぎれるという効果もあるのですが、運動すると満腹中枢を刺激するセロトニンが分泌され、食欲を抑えるのに役立ちます。
水、お茶などを飲んでみる
水分不足だとお腹がすいたと勘違いしてしまいます。
とりあえず水分をとってみるのも一つの方法です。
結構空腹がなくなる場合もあります。
食べたのハズなのにお腹がすいたと感じることが多い人は、食べる前に水分をとってみてください。
この場合の飲み物は甘くないものにしましょう。
特に炭酸水を飲むと、お腹が膨れて満腹感を得られます。
どうしても何か食べたかったら太らないものを食べる
ナッツ類やおしゃぶり昆布などヘルシーフードを少し食べることで小腹を満たすのは可です。
以下のような記事を書きましたので参考にしてください。
➡ダイエット中に罪悪感なく食べられるおやつって?おすすめ7選
また、スープなどをちょっと飲んでみてもよいでしょう。
ただし、コーンポタージュなどは結構カロリーがあるのでご注意を。
後、ワタシがよく飲んでいる0キロカロリー希少糖入りの飲み物(コーヒー、紅茶など)もおすすめ。
羅漢果やエリスリトールなどの自然素材の希少糖を使っています。
ちょっとなら、お砂糖でもよいですが。
本当におなかがすいているの?自分に問いかけてみる
偽の食欲撃退には、まず自覚することが大切。
「さっき食べたばかりなのに、本当におなかがすいているの?」と自分に問いかけてみてください。
これは偽の食欲なんだと自覚できれば、より正しく対処できるでしょう。
「偽の食欲」という言葉を知って、意識しているだけでもちょっと違ってきますよ。