Amazonの電子書籍Kindle(キンドル)使っていますか?
私は自称一番の趣味読書なんですが、電子書籍には本当に助けられています。
紙の本は場所をとりますし、ちゃんと整理していないと結構行方不明になったりします。
10巻あるのにそのうち一巻行方不明とか、読み直したい時真剣に悲しくなります。
東日本大震災の際は我が家の本棚は大崩壊して大変なことになっていました。
(ちなみに千葉県千葉市在住です)
場所をとらない、持ち運びが楽、なくならず管理しやすい、その上安く購入できるなど、電子書籍はいろいろなメリットがあります。
その反面デメリットもちょっとあります。
電子書籍は他にもhontとか楽天とかスマホ漫画とか使っていますが、メインはAmazonのKindle(キンドル)です。
Amazon Kindle(キンドル)は、電子書籍とそれを読む電子書籍リーダーに関する様々なサービスのことです。
Amazon Kindle(キンドル)には多くの出版社から提供される書籍、雑誌、漫画、写真集など多種多様なKindle(キンドル)本と呼ばれる電子書籍があります。
また、Kindle(キンドル)で一般の人が出版社を介さず独自に出版するのも可能なので、Kindle(キンドル)でしか読めない本も多数あります。
今回は、Kindle(キンドル)のメリットやデメリットを愛用者の立場から述べてみたいと思います。
●Kindle(キンドル)の使い方、メリット
①場所をとらずに本をたくさん持ち運べる
もちろん電子書籍の最大のメリットと言えるでしょう。
購入したKindle(キンドル)本はクラウドとしてAmazonで保管されています。
それらを必要に応じて端末にダウンロードします。読み終わったり端末がいっぱいになったら、端末から削除しても本自体はアマゾンにありますので、何千冊持っていても全く場所をとりません。
紙なら厚くて重い本でも手軽に持ち歩けるというのは本当に便利です。
そういえばこの間ムンク展に行って厚くて大きなパンフレットを買ってきた時、これ、CDとかにならないのかな~と思ったものでした。
CD版があったら私はそちらを購入していますね、きっと。
我ながらすっかり電子書籍にはまっていますね。
端末は専用端末のKindle(キンドル)、Kindle(キンドル)ペーパーホワイトなどのほか、スマホアプリやタブレット、PCからも閲覧可能です。
複数の端末にダウンロード可能なので(6台まで端末の登録可能)TPOに応じて読書をすることができます。
例えば文庫本などのテキスト本はスマホで読む、雑誌や漫画などはタブレットやペーパーホワイトなどで読むとか。
出かける時や電車の中ではスマホで本を読むなど、読書の幅が広がります。
暗くても本が読めるのもメリットですが、目にはあまりよくなさそうですね。
ご注意を!
②本を安く購入できる
電子書籍は一般に紙の書籍より安い価格設定がされている場合がほとんどです。
新刊本はさほどでもありませんが、出版されてから多少時間の過ぎた本ほど安く売られている傾向にあります。
更にAmazonのKindleストアではポイント還元も行っており、これが意外と大きい場合もあります。
それ以外でも、AmazonのKindleストアでは、50%off、最大70%off、ポイント半額還元(実質半額です)など常時様々なセールを行っていますので、まめにチェックしています。
小学館、講談社、集英社などの大手出版社もセールやポイント半額還元なを定期的に行っていますよ。
角川、幻冬舎、双葉社、PHP文庫、思い出す限りでも様々な出版社がセールを行っていましたね。
またKindleストアでは「Kindle日替わりセール」「Kindle週替わりまとめ買いセール」「Kindle月替わりセール」を行っています。
日替わりセールは毎日チェックしています。
セールやクーポンは「hont」もよくやっていてお買い得なので、比較してみたいところなのですが、大体はKindle(キンドル)で管理しています。
煩雑になってしまいますからね。
またKindle(キンドル)は無料本が非常に多いです。
漫画などはかなり無料で読めるものがありますよ。
期間限定でダウンロードできるものもあるので、これもまめにチェックしたいものです。
有名漫画作品でも1巻だけあるいは3巻まで無料なんていうものが結構あります。
ついでに言うとPCで見るとKindle(キンドル)には「漫画の本棚」というコーナーがあって、無料本も含めて購入した漫画をまとめて表示してくれます。
Kindle(キンドル)はCloud Reader(クラウドリーダー)というものがあってダウンロードしなくても読める作品もあります。
写真集や雑誌など大型のものが多いのですが、漫画は「漫画の本棚」でクラウドとしてPC全画面で読めるので、管理が大変楽で、読みやすくなっています。
なお無料漫画はボーイズラブ(BL)がかなり豊富です。
ebookjapanなどのスマホアプリでBLを読むのもよいですが、Kindle(キンドル)もなかなかおすすめだと思いますよ。
もちろん、夏目漱石、太宰治などの著作権切れの有名作品は無料読み放題です。
③ Prime Reading(プライムリーディング)と Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)
・Prime Reading(プライムリーディング)
Amazonプライム会員かPrime Student(学生向けプライム会員)対象のサービスで、数百冊が読み放題になり、書籍は定期的に入れ替わります。
プライム会員向けの新サービスで基本的にはKindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)の作品の中から一部の作品が読めるようになっています。
お試しのような感じですね。
・Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)
プライム会員かどうかは関係なく、月額980円で和書12万冊ほどが読み放題になっています。
中身は玉石混交という感じもしますが、人気タイトルもかなりそろっていますし、何か調べ物をしようとすれば関連書がすぐ見つかり、大変便利です。
図書館的な感覚ですね。
漫画が全巻読めたり、雑誌が豊富だったり、月に2,3冊読めば元は取れるので、本好きの人にはおすすめのサービスです。
もちろん私も利用中。
一度に10冊までダウンロードできるシステムになっています。
というわけで私にとって今やKindle(キンドル)はなくてはならないものです。
最近はできる限り紙の本は処分して、もう一度読みたい持っていたい本はセールなどで買い揃えています。
読みたい本に電子書籍がない場合を除いて今はほとんどの本を電子書籍で購入するようにしています。
しかしKindle(キンドル)を含めた電子書籍にもデメリットはあると思います。
●電子書籍Kindle(キンドル)のデメリット
①紙の本と比べて読み返しや参照がしにくい
ふつうに読み進めるだけならよいのですが、読み返してみたり、後でこのことが書いてあった個所はどこだっけ、とか探すときにはかなり不便です。
紙の本ならパラパラめくればよいのですが、電子書籍ではちょっとしたテクニックや慣れが必要です。
私はwordpressの参考書をKindle(キンドル)で買ったのですが、調べたい個所を見つけるのが大変で、こういった本には電子書籍は向かないのかなとちょっと思いました。
紙の本を隣において参照した方がやりやすいような気がしました。
これは本の性質や読み方にもよると思います。
②本の貸し借りができない
Kindle(キンドル)の端末の貸し借りなら不可能ではないですが、基本的に自分の蔵書って見られたくないですよね。
紙の本のような気軽な貸し借りはできないと思います。
家族間でも一人一冊ごと買わなければなりません。
③本が増えると管理が大変
実は無料本を片端から購入した結果、本が6000冊を超え、訳が分からない状態になってきました。
基本的に検索で探すのですが、買ったことを忘れている本もかなりあるんじゃないかという気がしています。
管理方法をちょっと考えてみなくてはなりませんね。
それでも紙の本よりは楽だと思いますが。
④万が一AmazonのKindle(キンドル)本のサービスが終了した際には、すべての本が読めなくなる
ほとんどの電子書籍サービスはこのリスクを抱えています。
私も携帯時代に利用していた電子書籍がいきなりサービスを終了して買った本がすべて読めなくなった経験をしています。
保障のようなものは全くありませんでした。
実際電子書籍サービスの中にはサービスを終了したり、他社に移行した例は既にあります。
Amazonがなくなることはそうは考えられないとは思うのですが、数十年先まではわかりませんね。
不安ならばどうしてもそばに置いておきたい本は紙の本で保存しておくのが良いかもしれません。
しかし電子書籍自体がなくなることは絶対ないと思うのです。
Amazonがサービス停止ってのはよっぽどのことでしょうから、何とかなるのではという楽観的予測のもとに、私は今日も楽しくKindle(キンドル)をチェックしています。
その分、ちょっと本屋から足が遠のいているかな?